≪目次≫
01:[ ご 挨 拶 ] 今月の社長メッセージ
02:[二ュース] 「徳島ビジネスチャレンジメッセ2023」に出展
03:[ コ ラ ム] 持続可能な水環境へ貢献
【ご 挨 拶】
縁尋機妙 多逢聖因 代表取締役社長 三木 康弘
観測史上最も暑い日が続いていましたが、そろそろ秋の空気に変わって来ましたでしょうか。地球温暖化の恐怖は自然災害にもおよび、私たちは出来ることを何よりも優先して行わなければならないのだと実感します。
しかし環境問題どころか、人類は未だ戦争を終結する知恵を持たず、地球人としての一体感をもてず、先般の国連総会の場に於いても分断と対立の構造が浮き彫りになっていました。日本の岸田総理は、「人間の尊厳」が守られる平和で安定した世界が求められているとし、国の体制や価値観の違いを乗り越え、分断や対立ではなく、国際社会が協調して一連の課題に対応していく重要性を訴えられました。まさにその通りと思います。信じる正義を主張し続け、高い徳性をもった発信こそが日本の役割と思います。
「縁尋機妙 多逢聖因」という言葉があり、安岡正篤師は「良い縁がさらに良い縁を尋ねて発展していく様は誠に妙なるものがある。またいい人と交わっているとよい結果に恵まれる」と解説されています。望みを捨てず、世界平和を目指す国連の場など機会を活かし、志高い国の指導者との縁を求めて、普遍的価値観の共有国を増やして行って欲しいと願います。
企業に於いても同様で、地球環境に対する高い意識を持った方と連携し、パートナーシップを育み、すべてに向けてWIN-WINを追求していかなければならないと思います。末端での意見の違いはあっても、袖すり合う縁をも活かし、共に知恵やベネフィットを提供し合うことで発展していきたいと思います。
当社は素材の機能を追求するため、原材料や加工会社、そして機能商品を製造している様々なメーカーさんとの良いご縁を頂き、これまで開発を行ってまいりました。それらのご縁は次のご縁へと拡がり、更に環境にやさしく、社会を先取りした取り組みに繋げて頂いています。モノづくりそのものの進化も遂げていかなければなりません。持続可能な社会を作るため、これからも良い縁を尋ねて参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。そして、人類・社会がより良い発展をしていく事を強く念願申し上げます。
【今月の二ュース】
■ 二ュース 1
「徳島ビジネスチャレンジメッセ2023」に出展
当社は、2023年10月19日(木)~10月21日(土)にアスティとくしまにて開催されます「徳島ビジネスチャレンジメッセ2023」に出展いたします。
→ https://www.awapaper.co.jp/news/products/2023_2.php
【コ ラ ム】
持続可能な水環境へ貢献 取締役上席執行役員水環境事業部長 三木 富士彦
本年6月より、水環境事業部を担当することとなりました。
今までは、エンジン用フィルターメディアや産業用機能紙を担当していましたが、今回初めて製膜から装置までを製作し、M-fine(MBR用浸漬膜)を販売する水環境事業を担当します。
水は生命の維持に不可欠です。すべての生物、植物、動物、微生物は水を必要としており、飲料水や農業、漁業などの生活基盤に関連しています。
水環境が悪化すると、生命を維持するための資源が不足し、生態系に深刻な影響を及ぼします。
水環境の適切な管理は、水資源の持続可能性に関連して重要です。水の供給と需要のバランスを取り、適切な水資源管理を行うことで、将来の世代にも十分な水資源を提供できるよう当事業に取り組んで参ります。
水環境事業部は、水環境の維持改善に向け、従来の活性汚泥プロセスと膜分離技術を組み合わせたMBR(Membrane Bioreactor)用浸漬膜「M-fine」ユニットの販売を通し、廃水処理の様々なお悩みに最適なソリューションをご提案させて頂いております。
廃水はしばしば有害な物質や汚染物質を含んでおり、これらが河川、湖、海洋に排出されると、水生生物や生態系に悪影響を及ぼし、生態系のバランスを乱すことがあります。適切な廃水処理を行うことで、水環境の保護と生態系の健全性に貢献しています。
又、廃水を再利用することにより新たな水資源を創出し、水不足問題の緩和へも貢献していきます。
先日開催されたINTECH TOKYO 2023展示会に当社「M-fine」も出展しておりました。たくさんの皆様に当社ブースへお越し頂き、誠にありがとうございました。
今回頂いた皆さま方のご要望、お困りごとに応え、皆様とともに水環境の改善に取り組み、持続可能な社会へ貢献してまいります。
お困りごとご要望がございましたら、ぜひ当社へお声がけください。
(「M-fine」)
⇒ https://www.awapaper.co.jp/m-fine/