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共感力で未来を拓く  

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 ≪目次≫ 
       
 01:[ ご挨拶] 今月の社長メッセージ
 02:[二ュース] 2024年度OB・OG会定時総会及び懇親会 開催
 03:[ コラム] 水環境の持続改善へ貢献

【ご挨拶】
共感力で未来を拓く    代表取締役社長 三木 康弘

本格的な猛暑の季節となりました。気温が体温を超える日々が続きます。
くれぐれも体調管理に気をつけてお過ごし下さい。
さて、米国ではバイデン大統領が撤退表明され、秋の大統領選挙の様相が変わってきました。
世界情勢にも少なからず影響を与えるだけに目が離せません。
日本の岸田首相の去就も気になります。GDP600兆円が見えてくる日本経済、プライマリーバランスも黒字化を見通すなど様々な成果をアピールされていますが、安定して成長し憂いなく賃金のアップが出来る状況には、あともう一歩といったところでしょうか。
適切な円安是正と共に、世界に平和がもたらされ資源エネルギー価格が落ち着くことも期待したいところです。
ちょうど平和の祭典であるパリ五輪が開会しました。
高速鉄道TGVに悪意ある攻撃が仕掛けられたことや中東やウクライナでの停戦も叶わなかったことは、本当に残念なことです。
すべての参加者たちが平和な世界を希求する大会になることを切望します。
更に平和だけでなく、地球にやさしい資源や有形資産の有効活用、ダイバーシティ&インクルージョンなどの共感が、世界の人々に広がることを願います。
産業界においても、再生可能エネルギーの導入やCO2回収に向けての投資や開発等、先立って取り組んだ企業等が、恩恵を得られる仕組みを日本政府は検討されていると聞きます。
当社におきましても10年先のビジョンを考える時、人類社会が理想とする未来社会をデザインし、その潜在ニーズや潜在課題に役立つ製品サービスを主体的に考え、開発ならびにターゲット市場の検討を重ねます。
イノベーション無くして未来は描けず、ダイバーシティや異業種とのパートナーシップによって、新たな結合が生まれます。
多様性を理解する共感力を高め、変わる不安より変わらない危機感を共有し、企業の付加価値を高めていきたいと思います。
そしてその原動力は競争原理かと思います。
当社を取り巻く市場環境は、益々厳しい競争環境が予想されますが、ここに持続的イノベーションの機会と破壊的イノベーションの機会が創出されると思います。
そして今度の設備投資並びに開発投資は双方の原動力にしたいと願っています。
理念を磨き、将来を見据えた多様な社会に共感を広げ、未来を切り拓いて行きたいと思います。

【今月の二ュース】

■ 二ュース 1  
2024年度OB・OG会定時総会及び懇親会 開催
 当社は、7月4日に2024年度OB・OG会定時総会及び懇親会を開催いたしました。
 → https://www.awapaper.co.jp/news/info/024obog.php

【コラム】
 水環境の持続改善へ貢献   水環境事業部 製造開発課リーダー 板東 秀詔

阿波製紙株式会社 水環境事業部製造開発課リーダーの板東と申します。
冒頭から趣味の話で恐縮ですが、私は風景写真撮影が好きで、20年以上に渡り続いている趣味になります。
主な撮影フィールドは地元徳島県を中心に四国内となっており、週末には友人と共に各地を散策しております。
徳島県には山、川、海と自然が豊富で同じ場所でも四季折々違った風景が楽しめるのも魅力の一つです。
暑いこの時期は涼を求めて滝を巡り、自然の中で天然のエアコンで涼みながら撮影しています。
特に徳島県勝浦郡上勝町にある百間滝(ひゃっけんだき)は落差が30mあり一見の価値ありと思いますので、お越しの際は是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
そして、これらの自然を将来の世代に引き継ぐことが私たちの使命だと考えます。
水は生命の維持に不可欠であり、すべての生物、植物、動物、微生物は水を必要としており、農業、漁業などの生活基盤に関連しています。
水環境が悪化すると、生命を維持するための資源が不足し、生態系に深刻な
影響を及ぼします。
水環境事業部では、水環境の持続可能な管理は、経済的な観点からも重要であり水の供給と需要のバランスを取り、適切な水資源管理を行うことで、将来の世代にも十分な水資源を提供できるように取り組んで参ります。
水環境事業部は、水環境の維持改善に向け、従来の活性汚泥プロセスと膜分離技術を組み合わせたMBR(Membrane Bioreactor)用浸漬膜「M-fine」ユニットの販売を通し、廃水処理の様々なお悩みに最適なソリューションをご提案させて頂いております。
廃水はしばしば有害な物質や汚染物質を含んでおり、これらが河川、湖、海洋に排出されると、水生生物の生きる場所や命を奪い、生物多様性を阻害するだけでなく、水産資源の減少という形で人間にも影響を及ぼします。
「M-fine」ユニットで適切な廃水処理を行うことで、水環境の保護と生態系の保全に貢献しています。
又、廃水を再利用することにより新たな水資源を創出し、水不足問題を解決し、持続可能な水環境の維持・改善に貢献していきます。

〈「M-fine」MBR用浸漬膜〉
⇒ https://www.awapaper.co.jp/m-fine/

〈「M-fine」~お客様の声 株式会社丹野様 編~〉
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=QipKh27JtUI