環境
環境方針
私たちは、豊かな自然・山河に育まれて阿波和紙の伝統を継承し、特殊紙・機能紙を世界に向けて供給してきました。
地域環境に感謝し、自然と文明の共生を目指し、全員参加のもと地球環境の保全および改善に取り組みます。
私たちは、環境の維持・改善につながる製品開発および生産技術の向上に努めます。
私たちは、事業活動を通じ環境影響を評価し、省資源・省エネルギーの推進、産業廃棄物ゼロを目指し、環境改善を継続的に推進します。
私たちは、環境改善活動を推進するために、環境目標を設定し、定期的見直しを行い環境パフォーマンスの継続的改善を推進します。
私たちは、環境に関連した法令、条例および組織が同意するその他の要求事項を遵守し、地球温暖化をはじめとする環境汚染の予防に取り組みます。
私たちは、環境マネジメントシステム(EMS)の理解と環境意識の高揚を図るため、すべての社員に教育を行うとともに、関連会社、協力会社へも理解と協力を働きかけます。
2017年4月1日
阿波製紙株式会社
取締役社長 三木 康弘
グリーン調達基準
当社は経営理念に基づき、環境負荷の少ない商品を提供し持続可能な社会の実現に取り組みます。そのためには、お取引先様との相互理解を深め関係を強化する必要があると考え「阿波製紙株式会社グリーン調達基準」を作成しました。
人にやさしいECOオフィス
温暖化・省エネ対策の一貫として、本社事務所本館移転に伴い照明器具の最適配置による更なる省エネに取り組むとともに、機能性にも優れたオフィスを実現しました。
設備概要
- 全ての照明をLED照明にしたことにより、従来器具に対し30%の省エネを達成しております。
- 1階エントランス・各フロアーの通路は人感センサーにより照明を点灯させております。
- 屋上に太陽光発電(10kwh)を設置し、発電状況を液晶パネルに表示するとともに、約1,500kw/月を発電しております。
- 屋上緑地として屋上庭園の設置しております。
排水処理施設からでる汚泥の再利用
抄紙工程で発生する繊維クズ・樹脂・薬品などが混じった排水は排水処理施設へ送られます。そこで発生した汚泥は、今まで産業廃棄物として埋立処理が一般的でした。現在は中間処理業者を通じてセメントの原材料や固形燃料として再利用されております。
環境に配慮した製品開発への取組み
製品開発においては、原材料の選定、排水、製品機能、用途などさまざまな側面から環境影響を考慮して開発を行っております。
近年では、省エネルギーを実現するものとして注目を浴びているLED照明の放熱部に使用される紙製放熱フィンを開発いたしました。