サステナビリティ基本方針
サステナビリティ基本方針
阿波製紙株式会社は、「顧客に最適な機能を提供し、環境にやさしく、便利で快適な生活と文化を創造する」という企業理念のもと、百年以上の歴史を礎に、「経験」「知識」「発想」をさらに広げ、持続的な社会の実現に貢献します。
- 社是に掲げる「道徳経済合一」主義のもと自らを律して高い倫理観をもって、公正で誠実な事業活動を推進します。
- ステークホルダーとの共創により新しい価値を生み出し、リスクと機会の両面からマテリアリティ(重要課題)に取り組み、中長期的な事業成長を目指します。
- 環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)に関する社会的課題の解決に適切に対応し、従業員のエンゲージメント(自発的貢献意欲)の向上に取組み、持続的な企業価値向上を目指します。
サステナビリティ委員会
(目的)
サステナビリティ基本方針に基づき、サステナビリティの視点を踏まえた企業活動を通じて社会的課題解決への貢献と企業としての持続的成長の両立を実現します。
(役割)
当委員会は、ステークホルダーの視点に立ったサステナビリティ推進に関するマテリアリティ(重要課題)に対する具体的な取り組み施策と中長期経営計画との連動に関する検討及び審議を行うとともに、取組み状況のモニタリング等を実施し、取締役会に報告します。
(体制)
当委員会は代表取締役社長が委員長となり、取締役・執行役員で構成します。
マテリアリティ(重要課題)
当社は創業以来、経営理念に掲げているように、紙の可能性を追求し、多様な機能材との新結合を図ると同時に、環境との調和を目指した商品・サービスの提供を通じて人類・社会に貢献することを目指してまいりました。2020年より、SDGsにおいて当社グループが注力する9つの目標を設定し取り組みを進めてまいりましたが、このたび、企業理念、経営方針、当社事業に与えるインパクトやステークホルダーから見た重要度等をもとに改めて「マテリアリティ(重要課題)」として、以下の7つを掲げました。
マテリアリティ(重要課題)
- 人材の育成と働きがいのある労働環境の実現
- 安心安全な労働環境の実現
- 多様な人材の活躍の実現
- 気候変動緩和への対応
- 安定的なサプライチェーンの構築
- 高付加価値製品の開発を推進
- ステークホルダーとのエンゲージメント強化
マテリアリティ(重要課題)の特定ステップ
マテリアリティの特定においては、社会が求める重要課題をGRIやSASBなどの国際的なガイドラインの要求項目を参考にリストアップし、それらを「主要ステークホルダーへのインパクト」と「自社事業にとってのインパクト」という二つの側面から定量評価し、重みづけをおこないました。
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STEP1社会課題の抽出
内部/外部環境分析、GRIスタンダード・SASBスタンダードやSDGsなどの動向を踏まえ、社会課題を網羅的にリストアップしたロングリストを作成、統合/選択しミドルリストにまとめました。
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STEP2重要性評価
抽出された課題を、「主要ステークホルダーへのインパクト」「自社事業にとってのインパクト」からマトリクス表に整理し、課題に対する重要度を評価しました。
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STEP3マテリアリティ特定
サステナビリティ委員会、取締役会を経て、7つのマテリアリティを特定しました。